自家製発酵レモネードの瓶と新鮮なレモン

発酵の世界への入り口

僕たちのメディア「Fermented Food Hub」を読んでくれている皆さん、いつもありがとうございます!このサイトって、ただ「発酵食品は体に良いよ」で終わらないのが、すごく面白いところだと思ってるんです。発酵の科学的なメカニズムから、世界中の食文化との繋がり、さらには未来のフードテックとしての可能性まで、本当にいろんな角度から発酵の世界を深掘りしてくれますよね。

僕も記事を読むたびに、「へぇ、乳酸菌ってそんな働きもするんだ!」とか「この国のこの料理も発酵食品だったのか!」なんて発見があって、まるで壮大な探求の旅に出ているような気分になるんです。

なぜ発酵レモネードなのか

サイトで得た知識をただ頭に入れるだけじゃもったいないなと、最近ずっと思っていて。やっぱり、自分でやってみてこそ、その面白さや奥深さが実感できるはず。そこで僕が注目したのが、「家庭でできる発酵」です。

味噌づくりやぬか漬けも素晴らしいんですけど、もっと手軽に、発酵の「シュワシュワッ」とした生命の息吹を感じられるものはないかなって探してみたんです。そこで見つけたのが「発酵レモネード」。これ、本当に最高なんですよ!使う材料も少ないし、発酵のプロセスが目に見えてわかるから、初心者の方が「発酵って面白い!」って感じる最初のステップとして、めちゃくちゃおすすめなんです。

自家製・発酵レモネードのレシピ

せっかくなので、僕がいつも作っている簡単なレシピを紹介させてください。本当に拍子抜けするくらい簡単ですよ。

材料

  • 国産レモン(ワックス不使用):2〜3個
  • きび砂糖(または上白糖でもOK):レモンの重量の50%〜80%くらい(お好みで調整)
  • :1リットル
  • (あれば)ジンジャーバグの液体 or ドライイースト:小さじ1/4 ※無くてもレモンの皮の天然酵母で発酵します!

作り方

  1. まず、保存瓶を熱湯で煮沸消毒して、しっかり乾かしておきます。これが一番大事なポイント!雑菌が入ると、美味しい酵母が負けちゃうので。
  2. レモンはよく洗って、5mmくらいの輪切りにします。種は苦味の原因になるので、できるだけ取り除いてくださいね。
  3. 消毒した瓶に、レモンと砂糖を交互に重ねるように入れていきます。
  4. フタを軽く閉めて、砂糖が溶けてレモンから水分が出てくるまで、1日ほど常温で置いておきます。時々、瓶を優しく振って全体を馴染ませるのがコツです。
  5. 砂糖がだいたい溶けたら、瓶に水を注ぎます。(ここでイーストなどを入れる場合は投入!)
  6. フタは完全に閉めず、布巾などを被せてゴムで止めるか、フタを軽く乗せるだけにしておきます。発酵でガスが発生するので、密閉は絶対にNGです!
  7. あとは1日に1〜2回、清潔なスプーンでかき混ぜながら、常温で3日〜5日ほど置くだけ。小さな泡がシュワシュワと上がってきたら、発酵が進んでいる証拠です!
  8. 味見をして、好みの甘さと酸味、微炭酸になったら、レモンを濾して液体だけを炭酸対応のペットボトルや瓶に移し、冷蔵庫で保存します。冷蔵庫でも発酵はゆっくり進むので、たまにフタを緩めてガス抜きしてくださいね。

発酵を通じて感じること

この発酵レモネード作りを通して僕が感じたのは、これって単なるジュース作りじゃないなってことです。瓶の中の小さな生態系を、僕らが少しだけ手伝ってあげる感覚。サイトの記事で読んだ「微生物との共生」という言葉が、すごくリアルに感じられる瞬間でした。毎日瓶を覗き込んで「お、今日も元気だな」なんて話しかけたりして(笑)。

こういう小さな実践の積み重ねが、僕たちの食生活を豊かにして、発酵食品が持つ本当の価値を教えてくれるんじゃないかなって思うんです。このサイトが発信している「発酵の可能性」の片鱗に、自分の手で触れられたような気がして、本当に嬉しくなりました。

皆さんも、まずはこんな簡単な発酵ドリンクから、微生物との共同作業を始めてみませんか?きっと、普段の食事がもっと楽しくなりますよ!