甘酒

カテゴリ: 発酵食品の種類

甘酒の基礎知識

甘酒は、米と米麹を原料として発酵させた日本の伝統的な甘味飲料です。アルコール分をほとんど含まず(1%未満)、麹菌が米のデンプンを糖化することで自然な甘みが生まれます。「飲む点滴」とも称されるほど栄養価が高く、江戸時代から夏バテ予防の栄養ドリンクとして親しまれてきました。

栄養成分と健康効果

ビタミンB群(B1、B2、B6、B12)や必須アミノ酸が豊富で、消化吸収が良く、疲労回復や美容効果が期待されます。特にビタミンB群は代謝を促進し、肌や髪の健康維持に重要な役割を果たします。また、米麹由来の酵素(アミラーゼ、プロテアーゼなど)が消化を助け、腸内環境の改善にも寄与します。オリゴ糖や食物繊維も含まれており、プレバイオティクスとしての機能も持っています。

砂糖代わりの調味料として

近年では砂糖代わりの調味料としても注目されています。自然な甘みとコクがあり、料理の味に深みを加えることができます。煮物、ドレッシング、スムージーなど、幅広い用途で活用できます。砂糖と比較してGI値(血糖値上昇指数)が低いため、血糖値の急上昇を抑える効果も期待できます。

種類と選び方

甘酒には、米麹で作る「麹甘酒」と、酒粕と砂糖で作る「酒粕甘酒」の2種類があります。健康目的で飲む場合は、砂糖不使用でアルコールフリーの麹甘酒がおすすめです。最近では、玄米麹を使った甘酒や、豆乳と組み合わせた製品なども登場しており、選択肢が広がっています。